TeX環境構築
sudo apt-get -y install texlive sudo apt-get -y install texlive-lang-cjk sudo apt-get -y install texlive-fonts-recommended texlive-fonts-extra
多分、最低限これだけあればいいと思います。
これで、過去の論文原稿のコンパイルができました。
コンパイルは、次のように2段階の手順を踏みます。
platex file.tex dvipdfmx file.dvi
file.pdfが作成されているはずです。
いろいろやり方がありますが、私はコンパイル手順をmakefileに記述してmake一発でコンパイルしています。
TeXファイルがあるディレクトリに、makefileというファイルを作って次の内容を書き込みます。
(変なところあったらすみません…)
# 使い方 How to use # 1.このmakefileを,texファイルがあるディレクトリに持ってきます. # 2.このTARGET_TEXで編集しているTeXファイルを定義してください.(拡張子は不要です) TARGET_TEX = your_tex_file # 3.ターミナルでmakeと打てば,コンパイルされます. # 4.make commpressで画像を最適化しファイルサイズを圧縮できます.(学会に投稿するとき便利) # 5.必要な場合はmake utf-8 や make euc-jpでエンコードの変換ができます.(基本的にUbuntu 12.04はeuc-jp, 14.04はutf-8) # 6.Enjoy your TeX life! default_target : all all : platex $(TARGET_TEX).tex platex $(TARGET_TEX).tex dvipdfmx -I 24 $(TARGET_TEX).dvi # evince $(TARGET_TEX).pdf clean : rm $(TARGET_TEX).log rm $(TARGET_TEX).aux rm $(TARGET_TEX).dvi rm $(TARGET_TEX).toc rm $(TARGET_TEX).idx utf-8 : *.tex *.sty *.cls nkf --overwrite -w *.tex nkf --overwrite -w *.sty nkf --overwrite -w *.cls euc-jp : *.tex *.sty *.cls nkf --overwrite -e *.tex nkf --overwrite -e *.sty nkf --overwrite -e *.cls compress : $(TARGET_TEX).pdf gs -sDEVICE=pdfwrite -dCompatibilityLevel=1.4 -dPDFSETTINGS=/prepress -dNOPAUSE -dQUIET -dBATCH -sOutputFile=$(TARGET_TEX)_compressed.pdf $(TARGET_TEX).pdf
使い方にあるように、TARGET_TEXシンボルに編集しているTeXファイルのファイル名を指定します。上の例ではyour_tex_file.texですね。
あとは、コンパイルしたくなったらターミナルでmakeと打つだけです。
platexを2回呼んでいるのは、TeXで目次を作るときに1回だと番号が更新されないからです。
また、dvipdfmxの-I指定は、キャッシュの保存期間を時間で指定していて、キャッシュが作成されれば以降はpdfへの変換が速くなります。
まだこれだとフォントが埋め込まれないpdfが作成されてしまいます。
これが結構ややこしいのでまた今度やります。