Nucleo-F303 mbedプロジェクトのローカルビルド
Nucleo-F303はmbed開発環境が利用できてブレボに刺さるSTM32マイコンボードという優れモノです。
ひとついただけないのは、mbed環境というのがオンラインIDEであることです…。
そこでローカルビルド環境を模索してみました。
いくつか試しましたが、結局EmBitz(https://www.embitz.org/)に落ち着きました。
mbedからEmBlocks(EmBitzの前身)向けにエクスポートし、EmBitzでインポートします。
そのままビルドすると、こんな警告がでてelfファイルが生成されません。
linker input file unused because linking not done
リンカオプションをいじる必要があります。
Build optionsのLinker settingsタブのLinker Flags - Othersのボックスの1行目にある-cを削除します。
また、Nucleo-F303の場合は、Serialクラスを使うとなぜかWWDG_IRQHandlerにハマるので、RawSerialクラスを使用します。
mbedのオンラインコンパイラは時々応答しなくなることがあったので、これでようやく安心して開発できるようになりました!